ツガミは、小型超精密加工技術により、医療、自動車関連など、高い精度を求める製造現場からのニーズが高いことが特徴です。会社の特徴や自社製造の工作機械などについて紹介します。
小型精密工作機械メーカー。高精度な為、精度出しなど非常に困難なので、オーバーホールの技術が高い会社に依頼を推奨します。
当サイトでは全国の工作機械オーバーホール専門会社を掲載していますので、ぜひ活用してください。
工作機械のオーバーホール・
レトロフィットなら!
技術と頭脳で選ぶおすすめ会社
ツガミは精密工作機械の製造及び販売を主要事業としており、小型超精密加工技術を有していることが大きな特徴です。研削盤やマニシングセンタなどの多種類の工作機械を手掛けており、なかでもCNC高精密自動旋盤は、ミクロン単位の加工を実現。「高精度」「高速」「高剛性」をモットーとした工作機械は、医療機器、自動車部品など、高精度を求める製造現場から高いニーズがあります。
新潟県長岡市のほか、インド、中国にも生産拠点を設けており、海外売上比率が高いことも特徴です。長岡工場では欧米や国内向けのハイエンド製品を手掛けるなど、工場によって生産機械の差別化も図っています。
自動旋盤においては、自社技術であるチャック開閉機構により、高速回転時における真円度の向上が可能に。そのほか、工作回転を可能にするエアーチューブレス構造や芯高変位の自動測定を可能とする主軸ゼロ補正システムなど、技術力の高さにも定評があります。
ツガミは、国内での生産改革を積極的に進めており、2017年には、新潟県、長野県に点在していた4工場を主力工場へ集約。同時に製品構成の見直しも行っており、主力である自動旋盤に加えてタレット旋盤を強化し、自動車関連業界の受注増を画策しています。
さらに、2020年を目途に、国内の工作機械の加工、組立を全て協力会社に委託。人材不足のなか、生産能力を確保するとともに開発を強化しています。
直径0.05mm以下の微細精密部品を高速、高精度に加工することができる自動旋盤です。主軸、背面主軸ともに、25,000min-1の高速スピンドルを実現するとともに、把握力調整チャックを採用することにより、微細精密部品をソフトにクランプすることが可能です。
さらに、刃先芯高さ補正ソフトや主軸ゼロ補正システムなどのソフト機能を搭載しているため、微細精密部品を高品質に加工することができます
※各社の製品情報や事例・引用画像などは調査当時のものを参照しているため、閲覧時期によっては更新・削除されている可能性がございます。
ロングシャフトパーツを重切削することができる旋盤です。卓越した切削能力があるため、高生産が可能でコスパが優れていることが特徴。異常な負荷を検出するリトラクト機能により、干渉時の機械へのダメージを軽減することもできます。
また、熱変異補正機能を標準搭載しているため、安定した加工が可能。オプションで、ターンメイトiによる搭載型対話プログラミングソフトを付加することもできます。
※各社の製品情報や事例・引用画像などは調査当時のものを参照しているため、閲覧時期によっては更新・削除されている可能性がございます。
生産性が高くトータルコストも削減できる立形マニシングセンタです。早送り速度は、X軸、Y軸、Z軸ともに48m/minと高速。主軸とATC、ツールマガジンが分離しているので、メンテナンスも容易です。
また、ツールマガジンがコラムに固定されているため、主軸のみが上下に移動しツーリングエリアに影響することもありません。20本のツールマガジンを標準装備しており、直接主軸への挿入や取り外しができます。
※各社の製品情報や事例・引用画像などは調査当時のものを参照しているため、閲覧時期によっては更新・削除されている可能性がございます。
ツガミのオーバーホール・レトロフィット事例を紹介します。NC円筒研削盤・円筒研削盤(T-CGD150)・円筒研削盤(G60A)のオーバーホール事例をまとめました。分解して清掃してから部品を交換し、新しく生まれ変わった機械を確かめてみてください。
TSUGAMI_NC円筒研削盤_GU5Nのオーバーホール事例です。外見も内部も劣化や汚れが激しい状態でしたが、オーバーホールで新品同様に変わりました。ボディカラーも青から白に変わり、新しい機械を導入したかのようです。解体・清掃・点検・調整・精度検査などを行い、きさげ加工仕上げによる精度だしも行われています。
機械内部は黒ずみやサビで簡単には汚れが取れない状態でしたが、部品交換や修理によって新品同様になりました。
オーバーホール前&後
オーバーホール後&後
事例参照元:塩田工業株式会社公式HP(https://www.shiotakogyo.com/cylindrical-grinder.html)
TSUGAMI_T-CGD150のオーバーホール事例です。外見もサビが多く劣化が見られますが、内部の部品もサビや劣化がひどい状態でした。オーバーホールによる精度更生のため、本体を解体し清掃・調整などを行い、精度検査を実施。不具合があった部品などは交換し、機械の精度を高めています。
オーバーホール後には見た目も内部も新品同様きれいになり、生産性が向上しました。
オーバーホール前&オーバーホール後
オーバーホール前後
事例参照元:塩田工業株式会社公式HP(https://www.shiotakogyo.com/cylindrical-grinder.html)
長期間使用されたTSUGAMI(G60A)のオーバーホール事例です。工作機器は長期間使用していると、経年劣化によってさまざまなトラブルが起こります。そこでオーバーホールで分解、清掃、調整を行うことで、新品時の性能に戻しています。
オーバーホールされたTSUGAMI(G60A)は、新品同様の美しさと性能を取り戻しました。汚れがひどかった本体も綺麗になり、安全性と生産率の向上を実現しています。
オーバーホール前後
事例参照元:塩田工業株式会社公式HP(https://www.shiotakogyo.com/cylindrical-grinder.html)
所在地 | 東京都中央区日本橋富沢町12-20 |
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電話番号 | 03-3808-1711 |
創業 | 1937年3月 |
売上高 | 616億6,200万円(2020年度) |
GoogleやYahoo!といった複数の検索エンジンで工作機械のオーバーホール(OH)やレトロフィット(RF)を手掛ける会社を調査。2022年1月4日調査日時点で上位に表示された19社を、さらに調査していきました。
おそらく皆さんが一度は聞いたことがある会社ばかりかと思います。
「自社内で電装部分が一気通貫で担当できる」ことを大前提に、「技術者のスキルが高い」ことを証明する「技術者の研修や技術継承に関する記述がある」「設計図がなくても対応可能」「専用機の設計製作をやっている」という3つの項目を満たす会社を追加調査したところ、これからご紹介する「三宝精機工業」「スギヤマメカレトロ」が該当しました。
技術者の腕なら
こんなOH・RFを依頼するのがおすすめ
三宝精機工業は、【1】電気技術者が自社内におり、【2】「技術者の研修や技術継承に関する記述がある」「設計図がなくても対応可能」2点を満たし、【3】機械技術者が27名在籍、大型機械も自社内で直せる規模。
「技術力」としたのは、技術者の研修や技術の継承に関する記述の量が、調査した19社中一番多く、また廃業した昌運工作所のアフターサービスを日本国内外で唯一正式移管されているということが理由です。
スギヤマメカレトロ【1】電気技術者が自社内におり、【2】「技術者の研修や技術継承に関する記述がある」「設計図がなくても対応可能」「専用機の設計製作をやっている」3点を満たし、【3】社員数110名を擁し、本社・拠点工場とは別に、金型工場・大型機工場を、海外にも強力会社を持ちます。
調査した他の18社にはない、専用機の設計・製作の事例も多いため、「頭脳」としています。