大隈鉄工所は、知能化技術ときめ細かなソリューションサービス、機・電一体の技術力により、工作機械の製造やメンテナンスにも対応することが可能です。会社や技術の特徴、代表的な自社製工作機械について紹介します。
大隈鉄工所では多種多様な工作機械を展開していますが、自社内ではオーバーホールは受付していないので、自分達で請け負ってくれる会社を探す必要があります。
図面がない、古い機械でも受付している会社を当サイトでは紹介していますので、大隈鉄工所の工作機械のオーバーホールを考えている担当者様は、活用してください。
工作機械のオーバーホール・
レトロフィットなら!
技術と頭脳で選ぶおすすめ会社
工作機械は温度変化による熱変異が生じるため、加工条件の探索や衝突防止の確認など、作業者の技量や手間が負担となっています。大隈鉄工所では、独創的な機械技術と電子・電気技術、これらを調和させるための情報技術を駆使して、熱変形しない、ぶつからない、最適な条件に自動調整できる加工インフラを知能化。
加工インフラの大幅なレベルアップにより、本来の加工ノウハウを発揮してモノづくりができるようサポートしています。
モノづくり現場の声を製品やサービスに反映させるため、課題解決を図るソリューションサービスの提供に力を入れています。加工プログラムの乱れを自動補正することで、スジ目のない高精度な加工を実現。高精密な加工を維持したいのであれば、送り軸の抵抗の変化に合わせてサーボパラメータを最適化することで対応可能です。このように、現場の1つ1つの課題を解決するソリューションを提供しています。
大隈鉄工所では、制御装置やモータ・サーボドライブユニットなどを自社開発しており、工作機械、NC装置の両方を製造することができます。
工作機械のポテンシャルを最大限に引き出すためには、数値制御だけでなく、ユニットを最適な状態で組み合わせなければなりません。機械、電気一体の製品開発の技術をオーバーホールやレトロフィットに応用することができるため、細かい顧客ニーズに応えることができます。
レーザ加工技術を融合させた超複合加工機です。熱処理工程の有無を問わず、旋回焼入れと研削の工程を集約することが可能。段取りを変更することなく、素材から製品までを一台で完結することができます。また、高出力安定レーザで均一幅の焼入れを行うことにより、円筒面の焼きムラやひずみの少ない部分焼入れが可能です。
チャッキングが困難な大型ワークを安定して加工することができるCNC旋盤。省スペースでありながらワイドな加工領域を実現しているため、異形ワークのチャッキングにも十分なスペースを取ることが可能。
また、剛性、減衰性の高い大型ベースに強固な箱型コラムを固定しており、重切削による負荷にも耐性があります。さらに、クランプ治具を用いるような手動チャッキング時でもワークを支える必要がありません。
ここからは、大隈鉄工所のオーバーホール・レトロフィット事例を紹介します。マシニングセンタ(415V)・マシニングセンタ(MILLAC-525H)・マシニングセンタ(MILLAC-44H)のオーバーホールを確認してください。
マシニングセンタ(OKUMA & HOWA_415V)のオーバーホール事例です。外見と機械の内部全体が見違えるほどきれいになっています。劣化が激しく精度も低下していましたが、オーバーホールで精度が向上しました。不具合があるパーツは交換するなど精度更生をすることで、生産性の向上を目指すことができます。
オーバーホール前&後
オーバーホール前&後
事例参照元:塩田工業株式会社公式HP(https://www.shiotakogyo.com/example3.html)
マシニングセンタ(MILLAC-525H)のオーバーホール事例です。オーバーホール前の画像を見てみると、劣化が激しいことが分かります。とくに内部の劣化が激しく、安全性・生産性を高めるにはオーバーホールで解体・清掃・部品交換などを行う必要があります。
オーバーホール後を見ると、見違えるほどきれいになっていることが分かります。新品同様の精度も復元しています。
オーバーホール前&後
オーバーホール前&後
事例参照元:塩田工業株式会社公式HP(https://www.shiotakogyo.com/example3.html)
マシニングセンタ(MILLAC-44H)のオーバーホール事例です。オーバーホール前はサビや汚れがひどい状態です。長年使用している機械や使用頻度の高い機会であるほど、本体やパーツは劣化します。
オーバーホール後には、オーバーホール前の状態からは考えられないほどきれいになりました。蓄積された汚れやサビも一掃され、新品同様の精度を復元しています。
オーバーホール前&後
オーバーホール前&後
事例参照元:塩田工業株式会社公式HP(https://www.shiotakogyo.com/example3.html)
所在地 | 愛知県丹羽郡大口町下小口五丁目 25-1 |
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電話番号 | 0587-95-7823 |
創業 | 1898年1月 |
売上高 | 1,233億9,400万円(2021年度) |
GoogleやYahoo!といった複数の検索エンジンで工作機械のオーバーホール(OH)やレトロフィット(RF)を手掛ける会社を調査。2022年1月4日調査日時点で上位に表示された19社を、さらに調査していきました。
おそらく皆さんが一度は聞いたことがある会社ばかりかと思います。
「自社内で電装部分が一気通貫で担当できる」ことを大前提に、「技術者のスキルが高い」ことを証明する「技術者の研修や技術継承に関する記述がある」「設計図がなくても対応可能」「専用機の設計製作をやっている」という3つの項目を満たす会社を追加調査したところ、これからご紹介する「三宝精機工業」「スギヤマメカレトロ」が該当しました。
技術者の腕なら
こんなOH・RFを依頼するのがおすすめ
三宝精機工業は、【1】電気技術者が自社内におり、【2】「技術者の研修や技術継承に関する記述がある」「設計図がなくても対応可能」2点を満たし、【3】機械技術者が27名在籍、大型機械も自社内で直せる規模。
「技術力」としたのは、技術者の研修や技術の継承に関する記述の量が、調査した19社中一番多く、また廃業した昌運工作所のアフターサービスを日本国内外で唯一正式移管されているということが理由です。
スギヤマメカレトロ【1】電気技術者が自社内におり、【2】「技術者の研修や技術継承に関する記述がある」「設計図がなくても対応可能」「専用機の設計製作をやっている」3点を満たし、【3】社員数110名を擁し、本社・拠点工場とは別に、金型工場・大型機工場を、海外にも強力会社を持ちます。
調査した他の18社にはない、専用機の設計・製作の事例も多いため、「頭脳」としています。