安藤機械工業は作業場の室温や床などの作業環境にこだわって、オーバーホールやレトロフィットを行っています。技術や会社の特徴、作業環境のこだわりなどについて紹介します。
お客様から預かった工作機械は、約1~3か月間の期間をかけてオーバーホールしています。分解・洗浄、部品点検、すり合わせ、精度検査、立会検査などの工程により、精度復元。技術者の入念な手作業と精密測定機器により、修理、調整を行い、些細な瑕疵も見逃すことがありません。
ミクロン単位の高精度をもつ工作機械をオーバーホールするための設備、作業環境が整っています。
国内外を問わないさまざまな工作機械のオーバーホールに加えて、コンピュータ制御も行うレトロフィットに対応しています。安藤機械工業では、創業以来、長年にわたって培ってきた工作機械の技術と高い専門性により、高い技術力とノウハウが要求されるレトロフィットに対応することが可能です。
ジグボーラーやジグ研削盤や内面研削盤など、幅広い工作機械に熟練の技術者が対応しています。
安藤機械工業では、精密な工作機械の精度の高いメンテナンスを行うため、きさげ作業を重視しています。きさげ作業は、技術者の根気と熟練を要する工程のひとつであり、最終的な仕上がりを左右するものです。
その技術を極めるために入社した社員は、ひたすらきさげ作業の練習を繰り返しながら、技術を習得。また、新品と同様の輝きを取り戻すための塗装落とし、塗装技術の習得にも力を入れています。
工作機械のオーバーホール・
レトロフィットなら!
技術と頭脳で選ぶおすすめ会社
公式サイトに記載がありませんでした。
安藤機械工業の本社・工場は、東京都青梅市の工業団地の一角にあり、秩父連峰と奥多摩の豊かな自然に囲まれています。閑静で緑豊かな環境は、地道なメンテナンス作業を行うのにうってつけの環境です。
また、2003年には、環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001認証を取得。環境にも配慮した事業を展開しています。
オーバーホールやレトロフィットを行う作業場は、室温が常時20℃±1℃に保たれる恒温室設計となっています。そのため、ミクロン単位の高精度を求められる作業もスムーズに行うことが可能です。
また、工場の床は地下3メートルまでコンクリートを埋め込んでいるため、高精度の摺り合わせや組立、調整を行うことができます。
公式サイトに記載がありませんでした。
本社所在地 | 東京都青梅市今井3-1-13 |
---|---|
問い合わせTEL | 0428-31-8855 |
創業 | 1943年1月 |
従業員数 | 記載なし |
GoogleやYahoo!といった複数の検索エンジンで工作機械のオーバーホール(OH)やレトロフィット(RF)を手掛ける会社を調査。2022年1月4日調査日時点で上位に表示された19社を、さらに調査していきました。
おそらく皆さんが一度は聞いたことがある会社ばかりかと思います。
「自社内で電装部分が一気通貫で担当できる」ことを大前提に、「技術者のスキルが高い」ことを証明する「技術者の研修や技術継承に関する記述がある」「設計図がなくても対応可能」「専用機の設計製作をやっている」という3つの項目を満たす会社を追加調査したところ、これからご紹介する「三宝精機工業」「スギヤマメカレトロ」が該当しました。
技術者の腕なら
こんなOH・RFを依頼するのがおすすめ
三宝精機工業は、【1】電気技術者が自社内におり、【2】「技術者の研修や技術継承に関する記述がある」「設計図がなくても対応可能」2点を満たし、【3】機械技術者が27名在籍、大型機械も自社内で直せる規模。
「技術力」としたのは、技術者の研修や技術の継承に関する記述の量が、調査した19社中一番多く、また廃業した昌運工作所のアフターサービスを日本国内外で唯一正式移管されているということが理由です。
スギヤマメカレトロ【1】電気技術者が自社内におり、【2】「技術者の研修や技術継承に関する記述がある」「設計図がなくても対応可能」「専用機の設計製作をやっている」3点を満たし、【3】社員数110名を擁し、本社・拠点工場とは別に、金型工場・大型機工場を、海外にも強力会社を持ちます。
調査した他の18社にはない、専用機の設計・製作の事例も多いため、「頭脳」としています。