STUDERはスイスの企業で、 高精密円筒研削盤において100年以上の実績があります。工作機械、オーバーホール、レトロフィットについて解説します。
STUDERでは、シュテフィスブルグの工場で自社の工作機械のオーバーホールをしています。STUDER スペシャリストが原状を把握し、純正パーツのみでオーバーホールを実施。他にも改造についても相談に乗ってくれます。そのため工作機械の寿命も伸びるのが大きなメリットです。
工作機械のオーバーホール・
レトロフィットなら!
技術と頭脳で選ぶおすすめ会社
STUDER は1912年にスイスのシュテフィスブルグで設立しました。1994以降は、UNITED GRINDING グループの一員です。中小企業から国際的な企業に発展しており、先駆的な精神は近年の製品にも反映されています。25,000台以上のシステム構築による経験を持った企業です。
チャレンジ精神は実際に結果を残したことで証明されいています。1936年に世界で初めて「油圧制御円筒研削盤」を開発しました。1977年には世界初のCNC円筒研削盤を開発しています。2012年に創立100周年を迎え、2013年に世界最小生産型機種S11を発売しました。
約110名のスタッフが、マシン、ソフトウェアユーザーを重視したソリューションの研究開発に取り組んでいます。独自のテストと研削試験ができるテクノロジーセンターを設け、顧客プロセスや検索技術事前テストや結果の実証などを実施。製品はISO 9001, VDA6.4により、厳しい品質規範を適用しつつも伝統に培われた考え方と行動で製造されています。
S121は、単品、少量バッチ生産、中型ワークピースに向いたCNC複合内面円筒研削盤です。テーブル上振り径は400 mmで、チャック部品の内面や端面や外面研鑽に適しています。他にも、 StuderGuide® ガイドウェイシステムや、リニア駆動の高精度軸駆動を備えているのもポイントです。旋回できるドレッシング装置もあり、比較的新しい技術が反映されています。
S131は新世代のCNC 複合内面円筒研削盤で、コンパクト設計です。ワークテーブル上の振径は250mm、最大ワークの長さはクランプ装置を含めると300mm。フランジ部品や小さなワークピースに向いており、StuderGuide®ガイドウェイ、高精密リニアモータ駆動軸、ダイレクトドライブで、研石台がスピーディーに旋回します。他にも自動旋回工作物テーブルも備えているのもポイントです。
公式サイトでは本社のあるスイスでのオーバーホール情報が記載されています。STUDER純正パーツのみを使用するため、修理後の不具合発生は少ないと思われます。日本国内で同様のフォローをしてもらえるかは問合せが必要です。
所在地 | 【日本支社】東京都大田区森北4-10-8 2F |
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電話番号 | 03-6801-6140 |
創業 | 1912年 |
売上高 | 公式HPに記載なし |
GoogleやYahoo!といった複数の検索エンジンで工作機械のオーバーホール(OH)やレトロフィット(RF)を手掛ける会社を調査。2022年1月4日調査日時点で上位に表示された19社を、さらに調査していきました。
おそらく皆さんが一度は聞いたことがある会社ばかりかと思います。
「自社内で電装部分が一気通貫で担当できる」ことを大前提に、「技術者のスキルが高い」ことを証明する「技術者の研修や技術継承に関する記述がある」「設計図がなくても対応可能」「専用機の設計製作をやっている」という3つの項目を満たす会社を追加調査したところ、これからご紹介する「三宝精機工業」「スギヤマメカレトロ」が該当しました。
技術者の腕なら
引用元:三宝精機工業 https://www.sanpo-seiki.com/
こんなOH・RFを依頼するのがおすすめ
技術者の頭脳なら
三宝精機工業は、【1】電気技術者が自社内におり、【2】「技術者の研修や技術継承に関する記述がある」「設計図がなくても対応可能」2点を満たし、【3】機械技術者が27名在籍、大型機械も自社内で直せる規模。
「技術力」としたのは、技術者の研修や技術の継承に関する記述の量が、調査した19社中一番多く、また廃業した昌運工作所のアフターサービスを日本国内外で唯一正式移管されているということが理由です。
スギヤマメカレトロ【1】電気技術者が自社内におり、【2】「技術者の研修や技術継承に関する記述がある」「設計図がなくても対応可能」「専用機の設計製作をやっている」3点を満たし、【3】社員数110名を擁し、本社・拠点工場とは別に、金型工場・大型機工場を、海外にも強力会社を持ちます。
調査した他の18社にはない、専用機の設計・製作の事例も多いため、「頭脳」としています。