高知県高知市に本社を構える事業者です。工作機械の修理などで培った技術を生かし、工作機械の製造なども行っています。ここでは、和田機械の特徴や工場、事例などを詳しく解説しています。
和田機械は「優れた製品を創り出すのは、人と機械の調和」をコンセプトに掲げて事業を展開しています。顧客満足度を高めるため、機械だけでなく人にも注目している点が特徴です。ちなみに、事業所は高知県の本社と福島県の東北出張所の2カ所となっています。
和田機械は、創業時から工作機械の修理に取り組んできた事業者です。現在では培ってきた技能・知識を工作機械修理だけでなく、さまざまな分野に活かしています。代表的な分野といえるのが工作機械の開発です。具体的には、金型プレート側面加工用の両頭側面フライス盤の開発・製造などを行っています。工作機械の開発では「工作効率と高精度加工」をテーマに掲げています。
もちろん、オーバーホール・レトロフィットにも対応しています。特徴は、機械の劣化具合を確かめてから研磨・摺合せ・部品交換などを行うことで新品時の性能復元を目指したり、改造を行うことで旧型を新型へ更新したりできることです。自社製の工作機械に加え、他社製の工作機械も相談に応じています。
オーバーホール・レトロフィットのほか、工作機械修理にも対応可能です。過去には、ペアリング・歯車などの交換、現行型モーターへの置き換えなどを行っています。原因調査に加えて、診断・処置・動作確認などを丁寧に行っている点が特徴です。培った技能・知識を生かして、工作機械に関する幅広いトラブルに対応できる可能性があります。
工作機械のオーバーホール・
レトロフィットなら!
技術と頭脳で選ぶおすすめ会社
60年前に海外で製造された工作機械です。30年前にオーバーホールしたものを、2017年に再オーバーホールした事例となっています。丁寧な作業により新品時の性能へと近づけています。
15年前に製造されたものをオーバーホールした事例です。状態を確認してから、適切な作業を行うことにより動的精度を高めています。
30年前に製造された両頭フライスをオーバーホール・レトロフィットした事例です。
1972年に工作機械修理専門工場を設立、1975年に専用機器製作のため工場を拡張しています。1990年に両頭フライス盤組立専用工場を新設している点も見逃せません。詳細は明らかにされていませんが、1998年には新工場へ移転しています。
公式ホームページに記載がありませんでした。
本社所在地 | 高知県高知市久礼野249番地1 |
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問い合わせTEL | 088-846-4848 |
創業 | 1968年(昭和43年) |
従業員数 | 記載なし |
GoogleやYahoo!といった複数の検索エンジンで工作機械のオーバーホール(OH)やレトロフィット(RF)を手掛ける会社を調査。2022年1月4日調査日時点で上位に表示された19社を、さらに調査していきました。
おそらく皆さんが一度は聞いたことがある会社ばかりかと思います。
「自社内で電装部分が一気通貫で担当できる」ことを大前提に、「技術者のスキルが高い」ことを証明する「技術者の研修や技術継承に関する記述がある」「設計図がなくても対応可能」「専用機の設計製作をやっている」という3つの項目を満たす会社を追加調査したところ、これからご紹介する「三宝精機工業」「スギヤマメカレトロ」が該当しました。
技術者の腕なら
こんなOH・RFを依頼するのがおすすめ
三宝精機工業は、【1】電気技術者が自社内におり、【2】「技術者の研修や技術継承に関する記述がある」「設計図がなくても対応可能」2点を満たし、【3】機械技術者が27名在籍、大型機械も自社内で直せる規模。
「技術力」としたのは、技術者の研修や技術の継承に関する記述の量が、調査した19社中一番多く、また廃業した昌運工作所のアフターサービスを日本国内外で唯一正式移管されているということが理由です。
スギヤマメカレトロ【1】電気技術者が自社内におり、【2】「技術者の研修や技術継承に関する記述がある」「設計図がなくても対応可能」「専用機の設計製作をやっている」3点を満たし、【3】社員数110名を擁し、本社・拠点工場とは別に、金型工場・大型機工場を、海外にも強力会社を持ちます。
調査した他の18社にはない、専用機の設計・製作の事例も多いため、「頭脳」としています。