丸栄運輸機工は、機械設計や電気設計、部品加工・組立を自社一貫体制で行う技術と組織があり、ニーズに応じたオーバーホール、レトロフィットを実施することが可能です。技術や会社の特徴、事例などについて紹介します。
部品の摩耗や劣化、不具合が頻繁に起きる機械を分解、メンテナンスすることで、稼働初期の精度や性能に可能な限り近づけるためのオーバーホールに対応しています。最終仕上げには、職人の技であるきさげ加工を実施。
分解立会いで要望に応じた対応ができるとともに、部品加工、組立を自社一貫体制でできることから納期短縮も可能です。
部品製造終了やメーカー廃業によりメンテナンスが困難な機械に新たな機能を付加するレトロフィットに対応可能です。自動化、省力化など、目的に合わせた機器にバージョンアップすることにより、精度や品質、生産性を向上。
また、必要に応じて配線からの設計が可能なオーダーメイドの改造や修理にも対応することができます。
丸栄運輸機工には、オーダーメイドの機械や装置の設計製作、修理、改造を手掛ける機械事業部があります。機械設計や電気設計、部品加工・組立を専門に担当する技術者が多数在籍しており、機械、電気双方から故障の原因を追究し、一括した修理対応をすることが可能です。
また、オーバーホール、レトロフィット後の修理やメンテナンスもトータルでサポートする体制が確立されています。
工作機械のオーバーホール・
レトロフィットなら!
技術と頭脳で選ぶおすすめ会社
大型円筒研削盤をオーバーホール、レトロフィットした事例です。昭和50年製の機械ということもあり、新しい部品の導入や新しい機能の追加により、使用時の効率、使い勝手を改善。
主軸制御、表示系、スイッチ、モーターなど、数か所の改造を行うことにより、以前よりも使いやすく精度、性能の向上も実現することができました。
5tダイイングマシン(プレス機)のオーバーホール及びレトロフィットの事例です。平成元年製のプレス機を分解したところ、調整時に必要なナットや軸穴の摩耗が確認されました。部品取り寄せには時間がかかるため、自社で加工制作。
これにより、低コスト、短納期を実現するとともに、稼働初期の精度や性能を取り戻すことができました。
丸栄運輸機工では、お客様のさまざまなニーズに応じたオーダーメイドの専用機、自動化システムの設計製作、修理、改造に対応できる機械設計製作設備を完備しています。
20,000回転主軸を標準装備した高速マシニングセンタ、円筒面や端面を連続加工できるNC横中ぐり盤などにより、幅広いワークに対応。品質精度検査や測定のための設備、3D CADも備えています。
公式サイトに記載がありませんでした。
本社所在地 | 富山県富山市婦中町道場39-8 |
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問い合わせTEL | 076-466-9211 |
創業 | 1980年4月 |
従業員数 | 91名 |
GoogleやYahoo!といった複数の検索エンジンで工作機械のオーバーホール(OH)やレトロフィット(RF)を手掛ける会社を調査。2022年1月4日調査日時点で上位に表示された19社を、さらに調査していきました。
おそらく皆さんが一度は聞いたことがある会社ばかりかと思います。
「自社内で電装部分が一気通貫で担当できる」ことを大前提に、「技術者のスキルが高い」ことを証明する「技術者の研修や技術継承に関する記述がある」「設計図がなくても対応可能」「専用機の設計製作をやっている」という3つの項目を満たす会社を追加調査したところ、これからご紹介する「三宝精機工業」「スギヤマメカレトロ」が該当しました。
技術者の腕なら
こんなOH・RFを依頼するのがおすすめ
三宝精機工業は、【1】電気技術者が自社内におり、【2】「技術者の研修や技術継承に関する記述がある」「設計図がなくても対応可能」2点を満たし、【3】機械技術者が27名在籍、大型機械も自社内で直せる規模。
「技術力」としたのは、技術者の研修や技術の継承に関する記述の量が、調査した19社中一番多く、また廃業した昌運工作所のアフターサービスを日本国内外で唯一正式移管されているということが理由です。
スギヤマメカレトロ【1】電気技術者が自社内におり、【2】「技術者の研修や技術継承に関する記述がある」「設計図がなくても対応可能」「専用機の設計製作をやっている」3点を満たし、【3】社員数110名を擁し、本社・拠点工場とは別に、金型工場・大型機工場を、海外にも強力会社を持ちます。
調査した他の18社にはない、専用機の設計・製作の事例も多いため、「頭脳」としています。